妊娠中に摂りたい栄養素とは?妊娠中に必要な3つの栄養素を解説

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はじめに

まずは、妊婦のみなさまご懐妊おめでとうございます!

私は結婚してから妊娠まで

実に6年かかりました。

子供はまだか」という

周りからのプレッシャーに押しつぶされそうになり

実家や親せきへの足は遠のいていくばかりでした。

切迫流産

そんな私もやっと長女を妊娠し

喜んだのもつかの間、すぐに「切迫流産」になり

実家で安静の日々を過ごすことになります。

あかちゃんがせっかく私たちのもとに来たくれたのに

産めなかったら…と思うと

食事とトイレ以外は

お医者さまの言いつけ通り

安静に過ごしました。

その甲斐あってか

幸いにも2週間ほどで安静が解けて

普段の生活に戻ることができました。

つわりなし、しかし偏食

当時仕事をしていたので

その緊張感からか、体質なのか

つわりはほとんどなく過ごせていましたが、

とにかく偏食になりました。


食べられないものはありませんでしたが、

食べたいものが「レタス」と「きゅうり」で

そればかり食べていたことが思い出されます。

妊娠初期に「レタス」と「きゅうり」で育った娘は

成長してからも「サラダ」が大好き。

現在は管理栄養士を目指して大学で勉強中です。

十分な栄養はとれていたのか

私は妊娠初期に限らず妊娠中に必要な栄養素が

どんなものだったのか知識も乏しく

産科の先生や看護師さんに言われるままでした。

その内容は

「塩分控えて」「鉄分とって」「カルシウムもね」

私の妊娠中の栄養摂取はどうだったのか

ふと気になって栄養学を勉強している娘に聞いたり

インターネットで調べたりしてみました。


以下は調査結果です。妊婦さんへご参考まで

妊娠中に摂りたい栄養素

葉酸

葉酸はビタミンB群の一種で

細胞分裂やDNAの合成に必要な栄養素です。

妊娠前から妊娠初期にかけて十分に摂ることで

赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを

低下させると言われています。

妊婦さんの1日の摂取目安量は400㎍で

通常の成人女性の2倍に相当します。

100g当たりの含有量が多い順に

レバー、ほうれん草、納豆、いちご、バナナなどの

食材がありますが

体内の蓄積性は低いため

できるだけ毎日摂ることが好ましいようです。

ただし、過剰摂取には注意が必要です。

厚生労働省は1日の摂取量の上限を1,000㎍としています。

鉄分

鉄分は赤血球の主成分である

ヘモグロビンを作るのに必要な栄養素です。

妊娠中は赤ちゃんや胎盤の成長に伴って血液量が増えるため

鉄分の必要量も増えます。

鉄分が不足すると貧血になりやすく

倦怠感やめまい、動悸などの症状

出ることがあります。

妊婦さんの1日の摂取目安量は

妊娠初期は9㎎、中期から後期は16㎎です。

鉄分は動物性食品にも植物性食品にも

含まれていますが

より鉄分を吸収しやすいのは動物性食品

ビタミンCと一緒に摂ると

鉄分の吸収が促進されます。

逆にカルシウムやタンニンと一緒に摂ると

鉄分の吸収が妨げられるので食品の組み合わせに注意が必要です。

100g当たりの含有量が多い順に

あさり、レバー、ほうれん草、赤身肉、小松菜

などの食材があります。

カルシウム

カルシウムは赤ちゃんの骨や歯を作るのに必要な栄養素です。

妊娠中は赤ちゃんの成長に合わせて

カルシウムの必要量も増えます。

カルシウムが不足すると

ママの骨からカルシウムが流出してしまい

将来骨粗しょう症になるリスクが高まります。

妊婦さんの1日の摂取目安量は650㎎で

ビタミンDと一緒に摂ると

カルシウムの吸収が良くなります。

食物繊維や酸味の強い食品と組み合わせると

吸収が悪くなるので注意しましょう。

100g当たりの含有量が多い順に

チーズ、ちりめんじゃこ、豆腐、牛乳、ヨーグルト

などの食材があります。

まとめ

多くの妊婦さんにとって妊娠中の栄養素は

とても気になるところだと思います。

基本的にはバランスよく栄養を摂ることができるのが

理想的です。

しかし、つわりがひどかったり食欲がない時などは

あまり神経質にならず

「食べたいものを食べられるだけ」

でも問題ないと思います。

食べられない状態が長く続く場合や

栄養補助食品を摂りたい時などは

主治医の先生に相談することをお勧めします。

私の妊娠中は鉄分が足りなくて

検診のたびに鉄分を増やす薬を出されていました。

そのおかげか

現在栄養学を勉強中の娘は鉄分を確実に摂れたらしく

生後7か月で受けた血液検査で出た鉄分の結果が

「成人男性並み」

と小児科の先生に褒めていただきました。

インターネットなどでたくさんの情報を目にする機会の多い現代は

必要な情報を集めやすい反面

情報に振り回せれることも少なくありません。

情報過多でストレスにならないよう気を付けましょう。

自分を人と比べないことと神経質になりすぎないことが

ストレスをためないコツです。

体も心もできるだけ健康な状態で妊娠期を過ごせるといいですね!

参考:妊産婦のための食事バランスガイド (厚生労働省出展)

元気な赤ちゃんがやってきますように!

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